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【最新版】中国で使えるおすすめVPN5選を徹底比較!違法性や規制についても解説!

海外旅行や海外赴任で、中国を訪れようとしている方はいませんか?

中国は日本とは違ってインターネット規制が厳しく、現地のネットワーク環境でGoogleやLINEなどのサービスが利用できなくなります。

そこで、インターネット上に仮想の専用回線を構築して接続するVPNサービスの利用がおすすめです。

VPNを使うことで中国の検閲システムを回避し、日本のWebサービスやアプリが使えるようになりますよ。

この記事では、中国で使えるおすすめのVPNサービス5選についてまとめました。

中国でVPNサービスを利用するメリットや、規制強化で使えない時の対処法もチェックしておきましょう。

この記事を書いた人
海外在住会社員N

海外在住7年目。居住先の国で複数のVPN使用を経験&現在も継続して使用中。ユーザー目線の実体験をもとに本当におすすめできるVPN最新情報をお届けします!

目次

中国でのインターネット規制について簡単に解説!

私たちが住む日本とは違い、中国では国家安全保障の観点でインターネット規制が強化されています。

中国では、1998年にグレート・ファイアウォールを導入しました。

グレート・ファイアウォールとは、中国政府のネット検閲システム・ブロックシステムのことです。

インターネットの様々な領域を遮断して規制するために、中国全土にグレート・ファイアウォールを敷いています。

具体的にグレート・ファイアウォールで遮断される内容はこちらです。

  • 政府に対する不利益な情報やアダルトサイトなど、中国の社会問題に関わるWebサイト
  • 中国のIT戦略に関わるWebサービスやSNS、アプリなど

以下、中国で使用できるサービスと使用できないサービスの一覧をまとめました。

サービス名使用の可否
Google検索
Gmail
YouTube
LINE
X(旧Twitter)
Instagram
Facebook
TikTok
Zoom
Skype
OneDrive

基本的に、中国ではGoogle関連のサービスが使えません。

X(旧Twitter)やFacebookなどのSNSにも制限があります。

Xを見てみると、「中国国内からはグレート・ファイアウォールに引っ掛かり、Xを更新できなかった」とのコメントが見受けられます。

海外旅行や海外赴任で中国を訪れる予定の方は、十分に注意してください。

中国のVPN規制とは?

中国では、法律によってVPNの使用が規制されています。

そもそも、VPNとは「Virtual Private Network」の略称で、専用の回線を仮想的に実現した接続方法です。

VPN規制に関する内容が記載された「中华人民共和国计算机信息网络国际联网管理暂行规定」の概要を見ていきましょう。

  • 海外のネットワークにアクセスするには、許可されたVPNを使用する必要あり
  • いかなる個人や団体も、自らVPNを設定してはいけない
  • この規定に違反すると、15,000元以下の罰金が課される
  • VPNの利用で得た所得は全て没収できる

参考:中华人民共和国计算机信息网络国际联网管理暂行规

中国でVPN自体が禁止されているわけではなく、中国当局に認可されているVPNなら使用できます。

中国で認可されている通信事業者は次の3つです。

  • 中国電信(China Telecom)
  • 中国聯通(China Unicom)
  • 中国移動(China Mobile)

これらの通信事業者は、固定電話やインターネット回線、モバイル通信を提供しています。

ただし、契約の審査をクリアするには、資本金1,000万元以上(約2億円以上)の法人が条件です。

さらに通信料金は、低速帯の2Mbpsで1年間2万元(約40万円)、高速帯の500Mbpsで1年間140万元(約2,800万円)も支払わないといけません。

つまり、個人で使用する場合において中国政府が認可したVPNと契約するのは不可能なんですね(泣)

中国で個人がVPNを使用するには

「グレート・ファイアウォールが敷かれている中国認可のでVPNが使えないなら、どうすれば良いの?」と疑問を抱く方もいらっしゃるのではないでしょうか?

【認可VPN以外は使用できない】とされている中国ですが、実際には一般的な海外のVPN(ミレンVPNやセカイVPNなど)も普通に使用されています。

ただ、中国側もVPNに関しては目を光らせているので規制のアップデートにより突然、契約中のVPNが使えなくなったというのはよくある話です。

この辺りは規制強化する中国側と、その中でもVPN接続ができるようにしたいVPN企業とのいたちごっこが繰り広げられています。

VPNがあると中国で便利な理由

VPNの利用により、中国でインターネットが使えるようなる仕組みを見ていきましょう。

  1. お使いのパソコンやスマホにVPNのアプリをインストールする
  2. 直接見たいサイトにアクセスするのではなく、VPNのサーバーを経由する
  3. VPNサーバーの経由で、中国のグレート・ファイアウォールをブロックできる

例えば、VPNサーバーを経由して、Google検索やLINEの閲覧を行ったとします。

GoogleへのアクセスやLINEのやり取りを見ていることがわからない状態になるため、中国のインターネット規制にかかりません。

つまり、通常ではアクセスできないYoutubeやSNSサービスにもVPNを使えばアクセスできるようになるというわけですね。

そのため、「中国ではVPNが必須」との口コミ存在しています。

インターネットを使ってアクセスできる範囲が広がるのは、中国でVPNサービスを利用する大きなメリットです。

中国でのVPNの利用に違法性はある?

中国では法律によってVPNが規制されているため、VPNサービスを使って海外にアクセスするのは違法です。

しかし、中国で海外のVPNサービスを使い、外国人が逮捕された事例は過去にありません。

VPNの使用で摘発された中国人はごく僅かで、「政権批判の発言や国家分裂を促す発信を繰り返していたのでは?」との噂があります。

つまり、中国でのVPNサービスの利用による違法性に関しては、あまり神経質にならなくても大丈夫です。

中国では大勢の人がVPNを使っており、ビジネスや国際貿易に必要なものだからだと考えられます。

万が一外国人がVPNの利用で捕まったとしても、軽犯罪で基本は罰金のみです。

とは言え、中国の滞在中に使ったインターネット履歴は、中国当局に監視と記録がされています。

中国でVPNを使うことによる逮捕のリスクがほとんどなかったとしても、ネット上での言論には気を配りましょう。

中国で使えるVPNサービスの一覧比較表!

VPNサービス料金通信速度同時接続返金保証
MillenVPN(ミレン)
月額396円~高速10台30日間
Surfshark(サーフシャーク)
月額308円~高速無制限30日間
スイカVPN
月額878円~早い50台30日間
セカイVPN
月額1,100円早い3台
かべネコVPN
月額480円~早い12台

上記では、中国で使えるVPNサービスの一覧比較表をまとめました。

MillenVPN・Surfshark・スイカVPN・セカイVPN・かべネコVPNは、規制の厳しい中国で接続して安全にインターネットを楽しめます。

中国で使える点では同じですが、「月額料金」「通信速度」「同時接続台数」「返金保証制度」には違いあり!

自分の目的や予算に合わせて、ベストなVPNサービスを選ぶのが良いでしょう。

ただし、中国では2017年に施行された「サイバーセキュリティ法」により、VPNへの規制がスタートしました。

そのため、下記のようなケースも十分に考えられます。

  • 今まで使えていたVPNサービスが急に使えなくなった
  • ネットには接続できるけど通信速度がかなり遅い
  • 検索エンジンは利用できるけどSNSは使えない

中国でVPNサービスを利用するにあたって、一筋縄でいかないのが現状です。

【2024年8月最新】中国で使えるおすすめのVPNサービス5選!

ここでは、中国で使えるおすすめのVPNサービス5選を紹介していきます。

「中国に行く予定だけど、どのVPNサービスと契約すれば良いの?」と迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

1位:MillenVPN

サービス名MillenVPN(ミレンVPN)
運営会社アズポケット株式会社
本拠地日本
サーバー数1,300台以上(世界72ヵ所)
セキュリティAES-256(AES-128との選択)
通信スピード高速
対応デバイスiOS・Android・Windows・Mac、Fireタブレット、FireTV
利用料金<ワンタイムプラン>
7日:638円
15日:1,078円
30日:1,738円
<サブスクプラン>
1年:月額換算594円
2年:月額換算396円
返金保証30日間の返金保証制度
おすすめ度

MillenVPN(ミレンVPN)は、中国で使えるおすすめのVPNサービスです。

日本の会社のアズポケット株式会社が運営している安心感があります。

利用者の口コミを見てみると、「MillenVPNは中国で使える」「安くて便利」とのコメントがありました。

長期間の2年プランは月額換算396円と安く、30日間の返金保証制度も付いてきますよ。

一時的な中国への旅行でVPNサービスを使うのであれば、「7日プラン」「15日プラン」「30日プラン」のワンタイムプランもおすすめです。

対応している動画配信サービスも多いため、ぜひMillenVPNを利用してみてください。

\ 30日間全額返金保証 /

2位:Surfshark

サービス名Surfshark(サーフシャーク)
運営会社Surfshark B.V.
本拠地オランダ
サーバー数3,200台以上(世界100ヵ国)
セキュリティAES-256bit
通信スピード高速
対応デバイスWindows、macOS、Linux、Android、iOS、
Chrome、Firefox、Edge、Apple TV、FireTV
利用料金<Surfshark Starter>
1ヵ月プラン:月額2,308円
12ヵ月プラン:月額換算478円
24ヵ月プラン:月額換算308円
<Surfshark One>
1ヵ月プラン:月額2,378円
12ヵ月プラン:月額換算548円
24ヵ月プラン:月額換算388円
<Surfshark One+>
1ヵ月プラン:月額2,678円
12ヵ月プラン:月額換算818円
24ヵ月プラン:月額換算628円
返金保証30日間の返金保証制度
おすすめ度

Surfshark(サーフシャーク)は、海外の会社が運営しているVPNサービスです。

セキュリティ性の高さや料金の安さで高く評価されていますね。

中国に滞在している方には、Surfsharkの利用がおすすめ!

Surfsharkの24ヵ月プランは、月額換算308円~と業界の中でも最安値クラスです。

個人情報の保護やデバイスの安全性など、追加したい機能に合わせて次の3種類のプランから自由に選択できます。

  • Surfshark Starter
  • Surfshark One
  • Surfshark One+

24時間のカスタマーサポートで対応してくれるため、何かトラブルが起こった際でも安心です。

\ 30日間の返金保証付き /

3位:スイカVPN

サービス名スイカVPN(SUIKA VPN)
運営会社株式会社MAJ Tech
本拠地日本
サーバー数50台(世界25ヵ国・45都市)
セキュリティ256ビットのAES暗号化技術
通信スピード早い
対応デバイスWindows、Mac、iOS、Android
利用料金1ヵ月プラン:月額1,097円
3ヵ月プラン:月額換算1,048円
6ヵ月プラン:月額換算988円
1年プラン:月額換算938円
2年プラン:月額換算878円
返金保証30日間の無料キャンセル
おすすめ度

スイカVPN(SUIKA VPN)は、日本国内の株式会社MAJ Techが運営しているVPNサービスです。

海外の会社のVPNサービスとは違い、マニュアルやサポートは全て日本語で対応してくれます。

スイカVPNのスペックは普通ですが、中国でも安定して接続できて通信スピードもそこそこ早いところがおすすめポイントです。

Xを見てみると、「スイカVPNは中国でちゃんと使えたので満足」「中国ならスイカVPNがおすすめ」との口コミがありました。

インターネット規制の厳しい中国で、VPN接続できたという評判が多いのは安心感がありますね。

どの料金プランでも30日間の無料キャンセル期間が適応されるため、気軽にスイカVPNを試してみてはいかがでしょうか。

\ 30日間全額返金保証 /

4位:セカイVPN

サービス名セカイVPN
運営会社株式会社インターリンク
本拠地日本
サーバー数非公開(世界10ヵ国)
セキュリティ非公開
通信スピード早い
対応デバイスWindows、MacOS、iOS(iPhone、iPad)、Android
利用料金初期費用:無料
支払い料金:月額1,100円
返金保証なし(最大2ヵ月の無料体験)
おすすめ度

セカイVPNは、日本の株式会社インターリンクが運営しているVPNサービスです。

日本や世界各国に設置したVPNサーバーに接続し、インターネットへのアクセスが可能になります。

Xでは、「中国への出張で使えた」との実績がありました。

セカイVPNの初期費用は無料、料金プランは月額1,100円のみとシンプルな設定になっています。

今なら最大2ヵ月間にわたって無料お試しできるところもおすすめポイントです。

中国で2ヵ月間だけVPNサービスを利用したい方は、セカイVPNを選択肢の一つに加えてみてください。

\ 最大2ヶ月間 無料で使える /

5位:かべネコVPN

サービス名かべネコVPN
運営会社株式会社エフネット
本拠地日本
サーバー数1,300台以上
セキュリティ非公開
通信スピード早い
対応デバイスWindows・iOS・Mac・Android
利用料金2週間:無料
1ヵ月:880円
3ヵ月:2,340円(月額換算780円)
6ヵ月:3,480円(月額換算580円)
12ヵ月:5,760円(月額換算480円)
返金保証なし(2週間の無償試用)
おすすめ度

かべネコVPNは、中国でも安定して接続しやすいと評判のVPNサービスです。

日本の会社の株式会社エフネットが運営しているため、何かトラブルが起きても日本語で問い合わせることができます。

中国への渡航者にかべネコVPNがおすすめの理由は次の3つです。

  • 中国の動きを細かく観察していて、つながりやすさを重視している
  • 中国での接続スピードが早い(安定性が高い)
  • 2週間にわたって無償試用ができる

かべネコVPNは、メールアドレスのみの登録で今すぐに使い始めることができます。

中国で使えるUCSSとは?

中国でVPN接続するにあたって、UCSSも注目されています。

UCSSは、韓国に本社を置くセキュリティ会社が運営するShadowsocks(シャドーソックス)のプロバイダーです。

厳密に言うと、ShadowsocksとVPNは同じではありません。

しかし、UCSSは中国やインドネシアのインターネット規制に強く、グレート・ファイアウォールを突破してインターネットを利用できます。

UCSSのメリット

中国でUCSSを使ってインターネット接続するにあたって、次の4つのメリットがあります。

  • とにかく通信速度が早く、快適にインターネットを利用できる
  • Windows・Mac・iOS・Android・Linux・Google TV・Apple TV・ルーターなど、幅広いデバイスに対応している
  • 軍事レベルの暗号化技術のAES-236の採用で、セキュリティ対策を徹底している
  • NetflixやHuluなど、様々な動画配信サービスを利用できる

中国でVPNサービスを利用し、「中々つながらない」「インターネットが遅い」と不満を抱えたことのある方はいませんか?

しかし、UCSSは通信速度が早くて安定性も高く、ストレスなくインターネットを利用できます。

口コミでも、「ネット速度が全然違う」「安定している」と評判でした。

UCSSの料金プランは、個人の使い方に合わせて「グローバル」「UCSS Lite(中国向け)」「UCSS(中国向け)」から選べます。

中国での利用を検討している方には、中国全土に最適化されたインターネット接続の「UCSS Lite」や「UCSS」がおすすめです。

VPNサービスだけではなく、UCSSも選択肢に加えてみてください。

参考:UCSS公式サイト

UCSSのデメリット

UCSSは、中国で快適なインターネット接続を実現してくれます。

しかし、UCSSにも次の3つのデメリットがありますので注意しましょう。

  • UCSS Liteは月額29ドル、UCSSは月額36ドルと料金が高い
  • 同時接続台数は2台~3台と少ない
  • 無料お試し期間や返金保証が用意されていない

利用料金の高さは、UCSSと契約する大きなネックですね。

MillenVPNやSurfsharkの長期プランと比較してみると、金銭的な負担が大きくなります。

また、同時接続台数も2台~3台と少ないため、家族や友人と共有してVPN接続する予定の方は気をつけてください。

中国の規制強化でVPNサービスが使えない時の対処法!

ここでは、中国の規制強化でVPNサービスが使えない時の対処法について解説していきます。

カスタマーサポートに問い合わせてみる

中国で使えると評判のVPNサービスでも、何かしらの理由で調子が悪くなるケースはあります。

そこで、VPNサービスが使えなくなったらカスタマーサポートに問い合わせてみましょう。

上記で紹介したMillenVPNは、いつでもメールフォームから問い合わせできます。

一時的なトラブルであれば、解決できる可能性が高いですよ。

VPNの再接続や端末の再起動をしてみる

VPNサービスが使えない時は、VPNの再接続や端末の再起動をしてみましょう。

一時的な不具合の場合、これらの対処法で解消できることがあります。

サーバー数の多いVPNサービスを利用しているのであれば、別のサーバーへ切り替えるのも選択肢の一つです。

複数のVPNサービスと契約する

中国は、インターネットへの接続に関するトラブルが多い国です。

そのため、万が一を考慮して複数のVPNサービスと契約するのが良いかもしれません。

無料期間や返金保証制度を利用すれば、金銭的な負担を抑えてVPNサービスをお試しできます。

中国でのVPN利用に関するQ&A!

中国でのVPN利用にリスクはありますか?

中国では、法律で中国当局に認可されているVPN以外は使えないと定められています。

VPNの利用に全くリスクがないと言い切ることはできないものの、今までに外国人の逮捕事例はありません。

中国で無料のVPNは使えますか?

中国では規制により、無料のVPNはほぼ使えない状況です。

そもそも、情報漏洩の観点で無料のVPNの利用は推奨できません。

当記事で紹介している有料のVPNサービスを使い、安全なインターネット接続を実現してください。

中国でVPNに接続するとNetflixは見られますか?

中国からは、日本のNetflixを視聴することはできません。

しかし、VPN接続をするとNetflixなどの動画配信サービスを利用できます。

中国でVPNを使って罰則を受けないための対策はありますか?

中国でVPNに接続してインターネットを使う場合、SNSでの発言には気を配りましょう。

例えば、中国政府に対する批判や撮影禁止場所の写真のアップロードは避けるべきです。

まとめ

中国のインターネット規制を回避するには、VPNサービスの利用が欠かせません。

情報漏洩の観点により、無料のVPNの利用も避けるべきですね。

そこで、MillenVPNやSurfsharkなどの有料のVPNサービスと契約すれば、中国にいても日本のWebサービスやアプリが使えるようになります。

違法性はありませんので、中国で使えるおすすめのVPN5選を参考にして、自分に合うサービスを探してみてください。

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